入院について

認知症を含む慢性疾患を有し、長期入院治療を必要とされる高齢者の方が入院対象です。

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当院への入院について

いなみ野病院は療養病床の病院です。

慢性疾患(認知症も含む)を有し、長期入院治療を必要とされる高齢者の方が入院の対象となります。
但し、精神病、急性期疾患には対応しておりません。

当院について

診療科目は内科、リハビリテーション科です。病床数は、医療療養病床(医療保険)120床、介護医療院(介護保険)170床の計290床です。
患者さんご自身が出来ない生活動作は、看護師、介護職員がお手伝いいたしますので、原則として付き添いは許可しておりません。
患者さんとご家族の方の「ふれあい」を大切にしていますので、週1回以上のご面会をお願いいたします。

介護医療院サービス担当者会議への参加

利用者様とご家族様がどのような希望を持っているのか確認し、多職種も集まりサービス内容を検討します。
定期的に開催しますのでご出席をお願いします。
院内の専門スタッフの合議(ケアカンファレンス)で、療養方針が決まります。ご家族様の要望も重要ですので必ず出席ください。3〜6ヶ月に1回は行われます。

病院見学、説明

病院の見学、詳しいご説明を希望の方は、医療相談室までご連絡ください。入院相談や病院の詳細説明を行います。

地域連携課直通フリーダイヤル
0120-07-17300120-07-1730

フリーダイヤルご利用時間帯 月~金(祝日除く)10:00~16:00

入院に際してのお願い

入院となると患者さんはもちろん、ご家族の方も心配や不安を抱いていることと思いますので、私たち医療スタッフが、精一杯お世話させていただきます。しかし、入院中に急激な病状の変化が起こった時、また症状が進行して回復の見込みがなくなった時、当院では全ての患者さんにこのような時の医療について自身の意志、そして最も良く理解されているご家族の気持ちを、何よりも尊重して対応していきたいと思っています。そのため医療方針について入院時、また病棟でのケアカンファレンス時に主治医から説明を行い、患者さん及びご家族のご意見を確認し、説明を受けた方の署名をいただきます。なお、ご意見が変わることも当然あると思います。その時は主治医、病棟スタッフに、いつでも何度でもご遠慮なさらずにお申し出ください。

医療的判断を必要としますが、出来るかぎり患者さん、ご家族様の意向にそった治療を行います。

医療の選択(医療方針)
  • 緩和ケア:苦痛の除去などを行う治療で余生を迎える。
  • 限定治療:その時々の状態により当院で行える限られた治療で余生を迎える。
  • 集中治療:種々の設備、あらゆる治療で短い期間でも延命に努力します。
    ただし当院で行うことは困難なため、地域の専門病院等と連携します。
基本栄養ができなくなった場合

口から食事が摂れなくなった時の栄養補給

  • 経管栄養:鼻腔栄養(鼻からチューブを入れて食事を注入する)または胃痩(胃に穴をあけチューブを留置して食事を注入する)
  • 持続点滴:静脈注射で栄養、水分を補給する

入院申込み手続き

入院をご希望の方は、かかりつけ医師の紹介状を用意のうえ、事前に電話予約していただき、ご家族の方が来院してください。ソーシャルワーカー(相談員)が患者さんの詳しい状況を確認するとともに、病院の詳しい説明をいたします。入院の可否につきましては、院内で検討のうえ後日連絡いたします。

入院の書類
  • 入院当日にお渡しする所定の用紙にご記入のうえ、健康保険者証、公費医療受給者証、介護保険者証等を添えて提出ください。
  • 健康保険者証、公費医療受給者証、介護保険者証などに変更が生じた場合や、有効期限の更新を行った際には必ず受付に提示ください。
  • 提示いただけない場合や、介護度の更新で非該当となった場合など、各種保険の取り扱いができなくなり実費をお支払いいただく場合がございます。

入院費用

患者さんの状況を確認のうえ、ソーシャルワーカー(相談員)が説明をいたします。お支払いにつきましては、毎月末締め、翌月10日に請求書のコピーを郵送、27日に指定の口座より引き落としとなります。

介護医療院

介護医療院(本館1、2、3F病棟)入院費用

介護保険高額介護サービス費受領委任払

介護保険施設(介護老人福祉施設・介護老人保健施設・介護医療院)に入院または入所し施設サービスを利用されている方は施設より保険者に申請することにより、施設に対しては利用者負担上限額までを支払い、その額を超えた額は利用者に代わって保険者が施設に直接支払うことができます。
※加古川市・播磨町・稲美町・明石市・神戸市・姫路市にお住まいの方が対象。

高額介護サービス費(1~3割の利用者負担が高額になったとき)

1~3割の自己負担額(月額)を世帯で合計した額が一定の上限額を超えた場合、申請により超えた額が払い戻されます。
※加古川市・播磨町・稲美町・明石市・神戸市・姫路市以外にお住まいの方、または世帯で介護保険のサービスを受けている方が複数人いらっしゃる場合など。

医療保険病棟

医療保険病棟(南館1、2F病棟)入院費用

70歳未満の方(3割負担)

窓口でのお支払いが高額となった場合は、あとから申請いただくことにより自己負担限度額を超えた額が戻される「高額療養費制度」があります。(あとから払い戻されるとはいえ、一時的な支払いは大きな負担になります。)
「限度額適用認定証」を保険証と併せて窓口に提示すると、1ヶ月(1日から月末まで)の窓口でのお支払いが自己負担限度額までとなります。

70歳から74歳

70歳の誕生日を迎えられ、後期高齢者医療制度に加入していない人は、誕生日の属する月の翌月(1日生まれの方は当月)から、75歳の誕生日の前日まで「高齢受給者証」が交付されます。

75歳以上

一部負担金の割合は、医療費の1割(現役並み所得者は3割)となります。

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文書料

  • 普通診断書(簡単なもの)2,200円(税込)
  • 普通診断書(複雑なもの)5,500円(税込)
  • 身体障害者用診断書5,500円(税込)
  • 年金関係診断書6,050円(税込)
  • 生命保険診断書5,500円(税込)
  • 生命保険証明書5,500円(税込)
  • おむつ使用証明書1,100円(税込)
  • 入院証明書2,200円(税込)
  • 領収証明書1,650円(税込)
  • 老人ホーム診断書2,200円(税込)

その他

  • テレビリース100円(税込)/1日(医療保険病棟のみ)
  • 患者食特別メニュー410円(税込)
  • 車代実費
  • 老人ホーム検査料実費
  • 衣類リース実費
  • 予防接種実費
  • 診断書作成を目的とした検査実費
  • 終末期の処置実費

退院について

療養病床の病院ですから慢性期疾患で長期入院できますが、病状が安定し積極的な入院医療が終了しますと退院となります。退院後の医療や生活など「将来計画」に関しては、主治医や医療相談員が十分に説明、相談し連絡などさせていただきます。

© 2019 特定医療法人 社団 仙齢会 いなみ野病院/いなみ野病院 介護医療院
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